ステップアップ研修

■ステップアップ研修の目的

平成22年度までに実施してきた森林施業プランナー育成研修のうち「基礎的研修」等を修了した者の更なるスキルアップを図るとともに、提案型集約化施業の実践に欠かせないプランナー(基礎的研修等修了者)と経理担当者、現場技術者、経営管理者が一緒に研修に参加することで、それぞれの役割と必要な能力、さらにはお互い協力・連携しながら取組むことの重要性を学ぶことにより、提案型集約化施業の着実な推進を目指します。

別途、平成23年度のステップアップ研修をご参照ください。

■ステップアップ研修の内容

ステップアップ研修は下記の通り実施いたしました。(各年度をクリックすると内容が切り替わります)

■22年度ステップアップ研修の様子と結果

22年度のステップアップ研修は、これまで同様京都府日吉町森林組合を会場に全国42の森林組合並びに1つの民間事業体を対象に全5回実施しました。
また研修には、オブザーバーとして都道府県庁の担当職員計11名、都道府県森林組合連合会の担当職員計10名が参加いたしました。

■平成22年度「ステップアップ研修」の実施日程

研修参加にあたっては、昨年同様各回ともプランナー・経営管理者に加え、現場責任者、経理担当者のいずれか1担当者以上(最少3名・最多4名)が参加することを原則とし、全担当共通カリュキュラムと担当別専門カリュキュラムを組み合わせ、現場視察や演習、ワークショップを含め全員3泊4日の工程で実施しました。

研修全体の目的は、
(1)提案型集約化施業に本格的に取り組む為の体制構築の方針を立てる。
(2)年間必要事業量を達成する為のプランナー及び林産班の専属化と作業システムについて検討する。
(3)具体的な目標を設定し、それらを具現化するための各組合(事業体)並びに個々のアクションプラン(行動計画)を策定する。
とし、それぞれが考え、またお互い徹底的に話し合いながら各組合(事業体)の強みと弱みを検証、それぞれの課題解決に向けた具体的な取り組み方法や実践に向けての計画案を策定し、参加者全員が皆の前でそれらを発表しました。

また、プランナーには、森林施業プランナーとして提案型集約化施業の実践に欠かせない技術と知識が習得できているかどうかの『森林施業プランナー基本技能認定試験』を実施し、今年度は全対象者が合格し認定を受けました。

■研修の成果と課題

ステップアップ研修への参加条件として、これまでに基礎研修(または同等の研修)を受講し、プランナーを設定して1団地以上の施業実績がある事業体としていますが、実際に施業実績はつくったものの、次のステップに向けてどこを改善すべきか、という課題が見えている事業体と見えていない事業体とでは研修への参加意欲も異なり、研修で得られた成果に大きな幅があったと言えます。
只、提案型集約化施業の意味と重要性が急速に浸透していることもあり、またそれを確認し、それに必要な知識と技術を改めて学べたという点では、それぞれに得るものがあったと言えます。特に、提案型集約化施業を軸に、今後組織としてどのように取り組んでいく必要があるかということをプランナー、現場責任者、経営管理者、経理担当者全員でじっくり考え、話し合い、導き出し、共有できたことは本研修の最大の成果だと考えられます。
あとは、それぞれに策定した実施計画・アクションプランを確実に実施し、またそれを検証、継続して取り組んでいくことが大切です。今後の皆さんの活躍を期待したいと思います。

■参加組合について

平成22年度「ステップアップ研修」の参加事業体一覧のPDFをダウンロードする。(441kb)

■21年度ステップアップ研修の様子と結果

21年度のステップアップ研修は、昨年と同様に京都府日吉町森林組合を会場にして、全国37の森林組合並びに2つの民間事業体を対象に、以下の通り全4回実施しました。

■平成21年度「ステップアップ研修」の実施日程

研修参加にあたっては、各組合(事業体)からプランナーに加えて、経営管理者の参加を必須とし、現場責任者と経理担当者は任意(プランナー・経営管理者は必ず含む最少3名・最多4名)で全担当が全日参加することとし、共通カリュキュラムと担当別専門カリュキュラムを組み合わせ、3泊4日の行程で実施しました。

今年度の研修の狙いは、プランナーに加えて、現場担当者・経理担当者・経営管理者が一緒に研修を受けることで、
(1)提案型集約化施業に本格的に取り組む為の体制構築の方針を立てる。
(2)年間必要事業量を達成する為のプランナー及び林産班の専属化と作業システムについて検討する。
(3)具体的な目標を設定し、それらを具現化するための各組合(事業体)並びに各担当者のアクションプランを策定する。
とし、お互い協力しながら各組合(事業体)の強みと弱みを検証、それぞれの課題解決に向けた具体的な取り組み方法について検討しました。

■平成21年度「ステップアップ研修」の担当別目的

※平成20年度と同様です。詳細は「20年度」の研修の様子と結果をご参照ください。

さらに、プランナーには全カリュキュラム修了後、森林施業プランナーとして提案型集約化施業の実践に欠かせない技術と知識が習得できているかどうかの試験を実施し、21年度は全対象者が合格して森林施業プランナーとして認定されました。

■参加組合について

平成21年度「ステップアップ研修」の参加事業体一覧のPDFをダウンロードする。(441kb)

■20年度ステップアップ研修の様子と結果

20年度のステップアップ研修は、京都府日吉町森林組合を会場に全国43の森林組合を対象に全3回に分けて以下の通り実施しました。

■平成20年度「ステップアップ研修」の実施日程

各回各組合ともプランナー以外に、現場責任者、経理担当者、経営管理者のいずれか1担当者以上(最少2名・最多4名)が参加することを必須とし、全担当共通カリュキュラムと担当専門カリュキュラムを組み合わせ、プランナーは全4日、それ以外の担当は全3日の工程で、それぞれ以下の目的達成に向けて

(1)プランナー・現場担当者・経理担当者・経営管理者がチームで研修を受けることで、提案型集約化施業に本格的に取り組む為の体制構築の方針を立てる。

(2)年間必要事業量を達成する為のプランナー及び林産版の専属化と作業システムについて検討する。

を研修の具体的な狙いとして掲げ、各組合の特徴・課題を協力して検証するとともに、将来に向けてのビジョンを設定、さらにはビジョン達成に向けての具体的なアクションプランを策定することを目標に実施しました。

■平成20年度「ステップアップ研修」の担当別目的

■森林施業プランナー
すでに作成している施業提案書を完成させ、実際に業務の中で使えるものにブラッシュアップする。また、生態学的理解に基づく森林の施業方法や、作業システムのあり方、路網設計・施工方法、工程管理手法についても理解し、提案型施業の推進に必要な高度な専門知識を身につける。

■現場責任者
地形や森林資源の特性を考慮した自分の地域のあるべき作業システムを理解するとともに、現場作業のコスト管理のあり方を学び、組合の作業システムの課題及びその改善方策を見いだす。

■経理担当者
提案型施業の会計システムについて理解し、事業体全体の経理を考慮した森林施業提案書の適切な単価設定の方法を身につける。具体的には単価設定の他、コスト分析等の管理会計手法及び決算との関係等について理解する。

■経営管理者
提案型施業を事業体のコアビジネスとして実行することの経営上の重要性を理解し、適切なマネジメントにより組織全体を引っ張っていくリーダーとなることを認識する。具体的には、経営戦略の構築方法やマネジメントの手法について学ぶ。

さらに、プランナーには全カリュキュラム修了後、森林施業プランナーとして提案型集約化施業の実践に欠かせない技術と知識が習得できているかどうかの試験を実施、20年度は全対象者が合格し森林施業プランナーとして認定されました。

■参加組合について

平成20年度「ステップアップ研修」の参加事業体一覧のPDFをダウンロードする(311kb)

※ステップアップ研修については多少の地域性はあるものの、基本的には統一したプログラムにて実施しています。
※平成23年度のステップアップ研修参加事業体名はこちらから(PDF)