平成24年度 経営ビジョン・中期経営計画企画研修の内容と結果
- ■実施日:平成25年3月4日(月)~5日(火)
- ■研修会場:TKP大手町カンファレンスセンター
- ■受講対象者:森林経営計画企画研修(またはプランナー基礎研修)を受講した団体の経営管理者及び事業責任者、都道府県森林組合連合会及び都道府県庁の指導担当者
- ■受講者数:68名(森林組合45名、連合会12名、県庁11名)
- ■研修の目的:森林経営計画を作成し集約化を進め、計画に基づいた森林施業を着実に実行していくため、「経営ビジョン」(=経営目標、将来のあるべき姿)に基づいた3~5年程度の「中期経営計画」の企画・立案能力の向上を図る。
- ■研修内容
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講義:「森林組合経営の課題と経営者の役割」
㈱フォレスト・ミッション 代表取締役 坪野克彦
「事業体中期経営計画と森林経営計画」
㈱フォレスト・ミッション チーフコンサルタント 湯浅伸一
農林中央金庫 部長代理 岡本彰人 -
事例報告:「森林経営計画の実際」
㈱フォレスト・ミッション 事業部長 藤野正也 -
個別ワーク:「中長期ビジョンと経営計画」
「自分の地域に落とし込んでの森林経営計画作成」
㈱フォレスト・ミッション 代表取締役 坪野克彦
〃 チーフコンサルタント 湯浅伸一
〃 事業部長 藤野正也
〃 コンサルタント 江越卓真
■研修の様子
坪野講師による「森林組合経営の課題と
経営者の役割」の講義
経営者の役割」の講義
湯浅講師による「事業体中期経営計画と
森林経営計画」の講義
森林経営計画」の講義
藤野講師による事例報告に対する質疑応答。
様々な質問が挙がり活発に意見が交わされた。
様々な質問が挙がり活発に意見が交わされた。
講義を終えてお互いの意見、感想を交わす研修生
個別ワークでは県ごとのグループに分かれ、
連合会・県庁の協力を得ながら組合の中長期
経営ビジョンを作成した。
連合会・県庁の協力を得ながら組合の中長期
経営ビジョンを作成した。
4人の講師がワークショップに取り組む
各研修生をサポート(写真は江越講師)
各研修生をサポート(写真は江越講師)
- ■研修生からの主な意見、感想
- ・経営、計画、目標について重要であることが分かり勉強になった。今後の事業に役立てたい。
- ・全国の森林経営計画樹立に向けての取り組み状況、手段が分かったのでよかった。
- ・当組合でも5か年の森林経営計画を作成しているが、単年度計画の積み重ねであるので中期経営計画に基づいて作成の見直しを行いたい。
- ・単組指導、事業体育成の観点から参加したが、県内でもトップの組合の経営者らと経営ビジョンやSWOT分析等を実習でき、准フォレスターのである自分の素養のレベルアップとなりとても有意義だった。
- ・森林経営計画の作成、実行にあたって資金面の関係を事前に把握しておくべきという講義は大変ためになった。組合に戻って中期経営計画を作成したいと思う。
中長期経営ビジョン作成シート
森林経営計画作成シート